― 薬院で迎える10月 ―
10月に入ると、朝晩の空気が一気に変わります。
日中はまだ日差しが強いけれど、夜になるとぐっと冷え込みます。
福岡・薬院の街を歩いていても、半袖とジャケット姿の人が入り混じっていて、「あぁ、季節の変わり目だな」と実感させられます。
この時期、整骨院に来られる方から多く聞くのが、
「肩がこって頭が重い」
「腰がだるくて朝起きづらい」
「なんとなく疲れが抜けない」
といった声です。
夏から秋への移行期は、自律神経の切り替えがスムーズにいかず、体の不調が表に出やすいんです。
10月は“リズムを整える”季節
東洋医学でも秋は「収斂(しゅうれん)」と呼ばれ、エネルギーを内側に蓄える季節とされています。
つまり、体を大事にメンテナンスして、冬に備える準備をするタイミングです。
薬院で働くビジネスパーソンも、子育て中の方も、ここで生活のリズムを立て直すことが、年末まで元気に過ごすカギになります。
例えば
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呼吸を深めるストレッチ:背中を丸めたり伸ばしたりしながら、大きく呼吸を繰り返す。
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温かい飲み物を取り入れる:カフェが多い薬院だからこそ、ちょっと立ち寄ってハーブティーや生姜ドリンクを選んでみる。
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短い散歩:薬院六つ角から天神方面まで、15分だけ歩くだけでも血流が整います。
どれも「ちょっとやってみようかな」と思える習慣ですが、積み重ねると驚くほど体調が変わってきます。
気になるサインは放っておかないで!
肩こりや腰痛は、冷えや姿勢の乱れが重なることで悪化しやすいものです。
しかも季節の変わり目は、疲れや不調を「まぁそのうち治るだろう」と放置しやすいんです。
でも、その小さな違和感が後々の大きな不調につながります。
薬院に住んでいる方や、通勤でこの街を利用している方は、忙しさの中でも自分の体の声に耳を傾けることを大切にしてほしいと思います。
特に10月は体調の揺らぎが出やすい時期。だからこそ、一度専門家にチェックしてもらうのもいいタイミングです。
整えることで広がる「余裕」
身体が軽くなると、自然と気持ちにも余裕が出ます。
薬院の街角で立ち寄るカフェやベーカリーも、ただ通り過ぎるのではなく、少し立ち止まって楽しめるようになる。
整骨院で体を整えるのは、単なる「不調改善」だけでなく、こうした日常の豊かさにもつながっています。
まとめ
10月は、体も心もリセットしやすい季節。
薬院という落ち着いた街だからこそ、自分のペースで整える習慣を取り入れるのがおすすめです。
「最近ちょっと疲れが取れないな…」
「肩や腰がいつもより重い気がする」